私が張本智和選手にハマったきっかけ
まず、このブログには新しい情報は無いと思う。
ただの1ファンが、いかに張本智和選手が面白いかを、自分語りを交えて語るだけである。
さて。
私にとって張本智和選手はめちゃくちゃ面白い不定期連載のスポーツ漫画だ。
続きが読みたくてたまらないし、過去編も気になる。
そもそも私は物語なるものが大好きだ。
小中学校では図書室の常連だったし、漫画やアニメも好きだ。
大学以降の人生は演劇とともにあったし、映画も暇さえあれば見てきた。
今まで特に好きなスポーツはなかったが、スポーツの実況は結構興味深く聴いてきた。
この選手にとってどんなに大事な大会なのか、どんなライバルたちがいるのか。
なんとなくテレビをつけて、それが特に知らないジャンルのスポーツでも案外見れてしまうのは、実況者が「選手の物語」を語っているからだ、と思っている。
それでも、今までこれほどまでにのめり込んでしまうスポーツ選手の物語はなかった。
単に巡り合わせだと思っているけれど。
それでも、あの日。自分の今いる業界が少しずつ嫌になっていたあの日。
昼からのバイトの前のどうでもいい時間にテレビをつけて、あの雄叫びを聞いて。
テレビの解説が「こんなことありますか!?」と本気で興奮した声で彼が13歳だと伝えてきて。
本当に「見つけた」と思ってしまった。
凄まじい物語が現実にあると知ってしまった。
バイトに行くギリギリの時間までテレビにかじりついて見ていた。
それが世界卓球2017、張本智和選手対ニュンテイク選手の1回戦だった。
(今思えば前日の録画放送だったわけですが)
なんであの試合にハマったのかよく分からない。
2回戦の水谷戦はちょうどバイトの時間と被ってしまい、必死に隙を見てライブスコアを追っていたから、間違いなく1回戦であるはずなんだけど…
もう実況付きの動画はどこ探してもないから、どんな言葉にやられたのかはわからず仕舞い。
(しかし、卓球のたの字も知らなかった人間がよくittfのライスコまでたどり着けたと思う笑)
ただ、おそらく、ある種の情熱を失ってきていた自分にとって、試合でのは張本くんはとても熱く、まっすぐで。
明らかにプレッシャーのかかる場面で、緊張しつつも最高のプレーをしているということが痛快だった。
そして次の対戦相手が日本卓球界のレジェンド・水谷隼選手であることを知り、
よくできた展開だな…誰が考えたんだよ、と思いつつ、終わったそばから次の試合が気になってしまったのが、卓球観戦沼に落ちたきっかけです。
そのあとの展開は多分ここにたどり着く人はご存知の通り。やばい。
個人的にはせめて2017年2月(インドop)…いや、2016年12月頃(世界ジュニア)からハマっていたかったというのが本心ではあるけれど、
まあまあ最高のタイミングでファンになったと思っている。
りあこ